古民家リノベーションていくらかかるの?
気になるお金の話です。
古民家といってもピンからキリまであって、ほとんどリノベーションをしないと住めない物件から、すぐに住める物件もあります。
すぐに住める物件というのは、やはり高くなります。
その代わり、リノベーションの費用が余りかからないのでトータルで考えたらいいですよね。
物件取得費+リノベーション費用=予算
ですから、どこまで拘ってリノベーションをするかというのは頭に入れておく必要があります。
完璧にリノベーションをしようと思ったら、新築並にかかる可能性も。
コストを下げるならやっぱり
我が家は壁を、家主のぶが塗りました。
「この壁を全部、佐官屋さんに任せたらいくらかかると思う?」と、得意気に聞いてきました。
全ての壁を塗ったので、それは確かにコストダウンになったと思います。
左官屋目指してるの?という位、腕も上がりました。
でもその分、時間はかかりました。
時間と費用のバランスを考えて、リノベーションをするのが理想ですね。
なんて、偉そうに色々と書きましたが、実際はそんなに計画的にいきません。
我が家の場合は物件取得費が安かったので、リノベーションにお金をかける事が出来ました。
漠然とした話より実際にいくらかかったか、気になると思うのでもっとリアルな話を書きます。
本当にありがたい話で、この家は登記費用と清掃費のみで買わせて頂きました。
築100年近くですが、ずっと大事にされてきたのでしょう。
確かにすぐ住める状態ではないにしろ、屋根は綺麗だし市水道が近くまできていました。
大切にされてきた家なので、
守らなければ!!
清掃は前の持ち主さんがしてくれました。
(本当にありがたい!)
登記は農地があるので農業委員会を通さないといけません。
農業従事者なので、農地の売買は問題ないはずでした。が、証明する書類を作るのに結構時間がかかりました‥。
書類を出した後、農業委員会の人達が確認に来ます。
なので、書類提出後→審査という流れで思った以上に時間がかかるんですね。
終わったらやっと登記に、と思ったら農業委員会から「待った」がかかります。
「竹林は雑種地に変更して下さい。」と言われました。
どうやら昔は畑だった土地が今は竹林になっていて、種目変更が必要という事。
これは前の持ち主さんが手続きしないといけないらしく、再度申請をお願いしました。
ヒィーややこしい!!
こういった長いやり取りも行政書士さんに頼めば早いんでしょうけど自力でやりました。
登記は難しそうだったので司法書士さんにお願いしました。
という事で数十万が物件取得費です。
さあ、ここからです。
このまま住めばリノベーション費用はかかりません。
が、うちは宿にする予定なので妥協は出来ません。土台は変えませんが、ほぼリノベーションです。
・お風呂 約100万
・雨漏りをしていた屋根の直し
・部屋の天井
・床貼り
・サッシ 交換
・土間コンクリート
などで
約100万。
ここまでで約200万決まっていました。
まだまだかかります。
あと400、500万位はかかると思います。
↑すいません、ざっくりで!
細かい最終的な内訳は、また更新したいと思います。
工事の経過をインスタにあげています。