農家の宿 cherieの畑 古民家リノベーション日記

農家の宿 cherieの畑   古民家リノベーション日記

広島県安芸高田市在住。古民家を改装して農家の宿を開こうとしています。

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漆喰をDIYで塗る

我が家は全ての壁に漆喰を塗りました。

 

最近では自分の事を左官屋とまで言う様になった家主のぶ。

ずーっと塗ってますからね。

上手くなったもんです。

 

まず、砂壁を剥がすところから始まりました。

元々はこういう壁です。

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これを削っていくんです。

ガリガリガリガリ…。

 

ほぼ削ったところで、左官屋さん(本物)に言われます。

「水に濡らすと簡単に取れますよ。」

 

早く知りたかったその事実!

と家主のぶは思ったでしょう。

 

霧吹きで水に濡らしながら剥がすと、簡単に剥がれました。

 

砂壁を剥がした後は、延々と漆喰を塗っていきます。

 

漆喰はホームセンターで買っています。

もう店員さんも「漆喰の人」で覚えたと思います。

 

漆喰を、この道具を使って練ります。

 

既に練ってある漆喰も売っているらしいのですが、我が家は塗る量が多いので、自分で練った方が安くなるみたいです。

 

練って、

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※この写真はモルタルを練ってます。

 

塗る。

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塗る。

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これを繰り返す訳ですが、ある疑問にぶつかります。

 

この写真の様に子供達が塗る訳ですから、めちゃくちゃになる訳ですよ。

なのに、動じない家主のぶ。

 

そもそも、まったく養生をしていませんから。(普通は漆喰で柱が汚れない様に、養生テープを貼ってから塗ります。)

 

その失敗を宇梶さんに指摘されました。お時間のある方は、第一回目の放送を見てください!

https://wc.home-tv.co.jp/5updiy/001.html

 

このテレビでも言われていますが、

左官「養生8割、塗り2割」

と言われています。

知らない訳ではないでしょう。

それなのに何故、しないのか!?

 

その謎が解けました。

 

それは、柱と同じ位の厚さまで漆喰を塗るからです!

だから最終段階まで養生しないんです。

 

普通は1、2回塗って終わります。

でも家主のぶは、何度も何度も塗り重ねました。永遠に終わらないんじゃないかと思いました。

 

結果、厚さ2cmほどの壁に!!

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写真だと分かりにくいですが、壁に柱が埋まっています。

 

これだけ厚いと、声が響きます。

お風呂にいるみたいです。

 

「厚みがある方が湿気を吸うから塗った!」

と言っていました。

すごい男です。

完全に塗りすぎです。

 

ちなみに漆喰は色も付ける事が出来ます。

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最初はモルタルの予定でしたが、漆喰で塗りました。

妻、お気に入りの色です。

 

 

漆喰の効果は、梅雨を越したらまた報告したいと思っています!

 

工事の経過をインスタにあげています。